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男体山に向かって打ち上げていくホール。人間の視覚的にはフラットに見えるが、12メートルも打ち上げホールである。ティショットではフェアウェイ右サイドにある2本の松の木が、ショットの狙い所を狭くしている。セカンドショットではグリーン左手前の深いバンカーと右手前の柳の木が効いてくる。打ち上げと感じないので、セカンドショットは大きめに打つ必要がある。 |
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打ち上げに見えないが10メートルの高低差がある打ち上げホール。フェアウェイは右に傾斜している。このホールも男体山を借景していてホールの景観が素晴らしい。フェアウェイ左のクロスバンカーを越えるには230ヤードのキャリーが必要。グリーンは少し砲台で、ピン位置がグリーン右サイドの時は、グリーン右手前の松林とその先のバンカー越えになり、難易度が増す。
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美しいショートホール。左の深いバンカーと、右からせり出している松が広いグリーンを狭く見せ、ショットにプレッシャーがかかる。大き目に打っていきたいが、左奥にもバンカーがあるため、正確な距離感が要求される。グリーンは右手前と奥が高い。 |
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軽い右ドッグレッグ。15メートルの打ち下ろしだが、フラットに見える。右からは松林が迫り、左に打つとフェウェイは右から左に傾斜しているため、ラフまで転がってしまう恐れがある。グリーンは横長で右から左への傾斜が強く、ピンポジションによってはパットが非常に難しくなる。 |
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やや打ち下ろしホール。グリーン右側の大きなバンカー、その右の松の枝が邪魔になって、ティショットを打ちづらい。グリーン上は微妙な傾斜がある。 |
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松の廊下と呼ばれる名物ホール。真っすぐに長いミドルホールである上に、両サイドから林が迫っているため、難ホールに仕上がっている。フェアウェイは起伏に富み、ティショットの落ちた場所によっては、右へ、左へ、とキックしてしまう。できれば、右の林すれすれに打っていくのがベストだろう。左サイドからだとグリーン手前の松、バンカーがセカンドショットを難しくする。グリーンは手前から速い。 |
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たっぷりと距離のあるショートホール。グリーン右サイドをガードしているバンカーからグリーンまでは距離があり、グリーン右手前のコブ越えのバンカーショットは、難しいので、このバンカーに入れないコースマネジメントが必要。グリーンは中央が高い、縦長グリーンで、ピンから遠い所からのパットは難しい。
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やや左にドッグレッグの短いミドルホール。ティショットでは左サイドにOBがあり、左から林がせり出している。これを嫌ってティショットが右すぎると、右の林に打ち込む恐れがある。少し砲台グリーンの左はOBになり、グリーン手前左右をガードしているバンカーが効いている。 |
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左右にOBのある難ホール。ほぼ真っ直ぐな、緩やかな打ち上げで、グリーンは左に振られている。ティショットは、右の松の左側を狙って真っすぐ打っていきたい。ティショットが左過ぎるとセカンドショットは、松林越え、バンカー越えとなるので要注意。グリーンは受けていて、傾斜が強い。 |
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東京都心から車で2時間強。日光駅からタクシーで10分。ビジターのプレーは平日はメンバーの紹介、土日はメンバーの同伴が必要。フルバックティーからのプレーはメンバー同伴が必要。ロッジあり。ゴルフ場で提携しているホテルに泊まると、そのホテルを通して予約が可能。前日、日光金谷ホテルに宿泊したが、そのホテルを宿泊すれば予約が可能とプレー後知った。日光金谷ホテルは明治6年開業で、アインシュタイン、ヘレンケラーなどの海外の数多くの要人が宿泊している。
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たまたま、ある縁でこのコースとプレステージCCで2日続けて高橋五月プロとプレーした。彼はテレビの解説時以上に良くしゃべり、常に周りの人を楽しませていた。ラウンド中にワンポイントの無料レッスンをしていただき、非常に参考になった。素晴らしい人格者なので、すぐにファンになった。
フェアウェイには長年、冬が来るたびに凍っては解けて変化してきた複雑なうねりがあるが、これは設計者の造形と自然との力の合作であり、このコースの存在感をひと際引き立てている。もとは川床だった地形に何も手を加えずに造られたため、上流に向かうホールは緩やかな打ち上げ、下流に向かうホールは打ち下ろしになっている。
ゴルフクラシック誌主催2005年日本ゴルフコースランキングでは15位。他の井上誠一設計のコースは、大洗GC、鷹之台CC、龍ヶ崎CC、霞ヶ関CC・西コース、武蔵CC・豊岡コース、武蔵CC・笹井コース、那須GC、大利根CC、
茨城CC・西コース 、葛城GC、札幌GC・輪厚コース、札幌GC・由仁コース、いぶすきGC、鶴舞CC、瀬田GC、西宮CC、伊勢CC、南山CC、室蘭GC、大原・御宿GC、湘南CC、戸塚CC・西コース、烏山城CCなどがある。ゴルフクラシック誌主催2005年日本ゴルフコースランキング100位以内では、井上誠一設計のコースが最多の15コース選ばれている。2位はロバート・トレントJr.の8コース。3位はジャック・ニクラスの7コース、4位は上田治の6コース。海外では、フィリピンのタット・フィリピナスGC、マレーシアのネガラ・スバンGCの設計も手がけている。
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柳の木